決められた振り付けをリズムに合わせる踊るヒップホップレッスンを4年以上習っている。
1レッスン80ふん。
30分近く柔軟や体幹を鍛えたり、リズム取りを丁寧にする。
その後いよいよ今日習う所。最初ひとつの動きをゆっくり。それから早く。
例えばロジャーラビットや、EXILEで有名なランニングマンというステップだっり。
ステップの名前や腕の動かし方にも、実はひとつひとつ名前が付いている。
そしてふたつめの動きをゆっくり。早く。また次の動きをゆっくり。早く。とその日踊る振り付けを細かく分けてひとつずつ確認する。
いくつかの動きを今度はつなげて。
難しそうなら、手足をバラバラにしてもう一度おさらい。
全ての動きを流れで踊る。この時点でも、まだ曲はゆっくり。
その日のレッスンの最後に近づくと、実際の曲のテンポで踊る。
そして、最後は2チームに分かれプチ発表会。
これって?お芝居を作るのと同じじゃない?
ただ、ダンスは動きだけなので手足の動かし方が非常に早くて複雑。
お芝居はセリフに合わせて動くから、ダンスに比べれば動きだけならそんなに難しくない。
いつもヒップホップの先生は、リズムの方が大事だと教えてくれる。多少振りは間違っても、リズムさえキープしていれば、すぐに戻れると。
これもお芝居と同じだね。気持ちさえつながっていれば、セリフを間違えてもあせることはない。
短時間で覚えるという、頭の体操にもなるよ。
ただわたしは、すぐには覚えられないので先生のダンスを動画で撮って練習して次の週までに踊れるようにする。
次のレッスンでは前回の続きの振り付けから。
これを何回かつなげ、やっと1ヶ月から3ヶ月で一曲の振り付けが完成する。
ダンスには表現力やイメージする力が
必要だそう。こちらは演劇的要素に近いかもね。
ダンスを演劇のために習い続けよう。
劇団のお稽古があくまでもメインなので、お稽古が入るとダンスはお休み。入門クラス以上になると、一度レッスンを休むとついていけなくなるので、わたしはすっかり入門クラスのヌシです。
どんどん成長する、かつて一緒に踊った若いダンサーたち。
年に1回の大きなホールでの発表会には、知ってる顔がたくさんいて、その成長に驚き楽しい。
わたしはダンスでがんばっている彼らを見て、上を目指してレッスンしているのを見て、いつも刺激をもらう。感動する。