メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

宮沢賢治の朗読会

ハピイさんは、今回は音響です。

まず操作を練習しております。

今回も笑いと涙でおみせできるでしょう。

現在笑いの部分は、若い役者のまさに体当たり演技です。

だってね、こうよ!

せいの低いおかしな形の男が、膝を曲げて手に皮鞭をもって、だまってこっちをみていたのです。

その男は、片目で、見えない方の眼は、白くびくびくうごき、上着のような半天のようなへんなものを来て、だいいち足がひどくまがって山羊のよう、ことにそのあしさきときたら、ごはんをもるへらのたかちだったのです


素直なものですから、これを演技で表現しようと必死なのですもの。

横眼で一郎の顔を見て、口をまげてにやっとわらって言いました。

「山ネコさまはいますぐに、ここに戻ってお出やるよ。おまえは一郎さんだな。」


ナレーションが、男の説明をするたびに、まじめにやってくれているのですが、もう、おかしくてとうとう声を出してわらってしまいました。

ナレーションも、声がふるえてるし・・・


男はよろこんで、息をはあはあして、耳のあたりまでまっ赤になり、きもののえりをひろげて、風をからでに入れながら、

すると男は、急にまたいやな顔をしました。

男はまた喜んで、まるで、顔じゅう口にして、にたにたにたにた笑って叫びました。

もう、あまりにも期待しすぎて、すでにナレーションを聞いただけで、笑えるほど。



一気に目じりに、わらいじわが増えてしまいましたー!!