メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

息子の卒業式レポート

第50回卒業証書授与式
 
いつものフォーマルウェアも着飽きたので、昨日急きょ卒業式用のスーツを新調しちゃいました。
 
紺色のツルッとしたワンピースの上にはおる紺色のラメの入ったテーラードジャケット。ジャケットと共布のコサージュ。
 
 
寒さ対策もばっちり!しかしすでに3年前の入学式の時のことを思い出して、講堂までの道のりを歩いている時から泣きそう。ハンカチを出そうとしたら忘れてきていました
 
 
いざとなったらティシュでなんとかしのぎましょう
 
 
集合時間より15分早めに行きましたが、だいぶ席がうまっていました。
 
 
式次第を見る限り、今までの卒業式と変わらないかな?と思っていたら、面白かったの
 
 
開式、校旗入場、『君が代』ととんとんと進み
 
 
卒業証書授与式は代表者1名が名前を呼ばれて終了…へ
 
 
さっさと賞状授与。驚いたのは355名の卒業生のうち皆勤賞40名。えらいですひとりづつ名前を呼ばれていました。次は学業やスポーツで努力活躍した人たちの表彰式。
 
 
息子には何も関係ないので、泣かずにすみました。ほっ。じゃあ以外と早く終わるかな?と思ったら、ここからがこの学校の卒業式のメインでございました。
 
 
司会進行は入学式でもすばらしい演説をした先生。そして学校長式辞のスピーチの声も滑舌も内容も良かったですね。以外と公立の学校ってスピーチへたなの。なにを言ってるのか聞き取りにくかったり、使い古しの例文みたいなはなしだったりね
 
 
学校長は、井上円了さんが建てたこの学校の教えにちなんだお話、今の時代のこと、学校の50回生であること、そんなお話だったと思います。
 
 
次の理事長告辞が第一声から水谷豊さんみたいにお上手なスピーチ、滑舌完璧、すごい吸引力、何者と思ったら、東洋大学長でした。さすが超一流の役者さんでしたあぁいいお声でした。井上円了さんをリスペクトされているご様子大きな組織だけに、理念を徹底させているのでしょう。大学運営も少子化で厳しいですものね。卒業生にこの学校のことを頼んでいました。出世したら寄付かな?下世話ですみません
 
 
次からは来賓祝辞が4名、メッセージ祝電披露、在校生送辞、卒業生答辞となかなか聞き応えのあるスピーチが続きます。
 
 
記念品授与、『蛍の光』、校歌斉唱、閉式。
 
 
そしてここからがもっと良かったの。保護者にとっては最高の卒業式でした。子供のいるクラスに移動すると、そこで担任の先生からの卒業証書授与。
 
 
先生2年間お世話になりました本当に先生という仕事が大好きな男の先生でした。このクラスで楽しく学んだのかと思うと、感謝感謝です。
 
 
先生は名前を呼び卒業証書を渡し、一言づつ声をかけます。
 
 
卒業式での皆勤とスポーツなどで活躍中した人には、立派な表紙の付いた賞状とプレゼントが配られました。何かしらん?時計って聞こえたような。
 
 
わたしは卒業証書を配りはじめて5人目くらいに、はっと思って携帯のビデオに納めました。25分。正太へのささやかなプレゼントです。
 
 
先生は自主的に文集も作って下さり、ひとりひとりにメッセージを添えたそうです、それを3組の生徒へのプレゼントだとおっしゃていました。
 
 
最後に『あおげば尊し』をみんなで歌いました。
 
 
歌に関しては私たちの世代の卒業ソングを網羅していましたね
 
 
帰りに校門前でタクシーを待っていると、私服の若いかっこいい男の子たちが車に乗ってきていました。
 
 
在校生と何かあるのかなと思ったら、卒業した彼女のお迎えのようです。いいですねぇ青春ですねぇ
 
 
最後になりましたが、実は講堂での卒業式が終わって1組から順番に退場する子供たちを拍手で見送っている時、若者みんなに、『かんばれーおめでとう』と、心の中でエールを送りながら泣けてしまったことを付け加えておきます。『緒学の基礎は哲学にあり』