メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

『青べか物語』26日目

キャスパホール入り。

 

文化センターから運ばれた荷物が、きれいに並べられていました。各自の着替えの場所も決まっています。

 

ありがとうございます。

 

キャスパホールからのスタッフさんの紹介がありました。こんなにもたくさんの方が必要なんですね。

 

八百屋舞台に立ってみると、身体は覚えています。でもそこから見える300の客席が、とても近く感じられました。

 

こんなに良くお客さまの顔が見えたかしらん?

 

そして袖が立つと、使える舞台が狭く感じます。

階段の昇り降りのために、蓄光が貼られます。

 

あちこちに石に見立てた出っ張りがあるので、注意して動きを確認します。

 

最後までセリフをハッキリ言うように、演出さんから言われました。

 

下駄の歯を少し低くしてもらう事にしました。4センチほどあるのを2.5センチに木谷さんに切って貰います。

 

【夢のような現実】の幕開けです。

 

ここから見る景色は最後かもしれないので、しっかり脳裏に焼き付けなければ。

 

袖から見る先輩方もピカピカ光っています。

 

今回は、着物の早替えが多いので、客席に降りて観る時間はあまり取れませんが、それでも何とか見繕って観に降りてみましょう。

 

もう、会社にいるわたしは、ぼんやりとしています。

 

暑いとか痛いとかお腹が空いたとか全く気にならない、特別な魔法にかけられた役者たち。

 

なるほど、乞食と役者はやめられないのは仕方のない事なんですね。

 

乞食って、どんな良い事があるのかしらん?好奇心がわいてきちゃいます。